スティーブンスジョンソン症候群
薬の副作用「薬害」により日本では年間に約2万5千人が死亡しているそうです。それは、病院や市販の薬の殆どが「化学物質」だからと言われています。
薬害の中でもあまり知られていないのがいま紹介している「スティーブンスジョンソン症候群」です。私も最近TV東京の特集番組のビデオテープを見て知ることになりました。あらゆる薬や点滴により惹き起こさせる可能性があり、厚生省が把握する数値では、全国で年間に250〜300人発症(死亡率17〜25%)しているそうです。私たちの身近にもそのような人が存在しているかもしれません。
ウェブサイトで詳細が調べられますので、アクセスしてみてください。
アドレスは、www.ne.jp/asahi/sjs/tens です。
スティーブンスジョンソン症候群
スティーブンスジョンソン症候群(以下SJS)は,皮膚粘膜眼症候群・中毒性皮膚壊死症(SJS発展型)と呼ばれています。なじみのない病気かもしれませんが,この名称は薬の重大な副作用の例として多くの注意書きに掲載されているのです。ためしに[医者からもらった薬早わかり辞典'99年度版の例を挙げてみましょう。たとえば非ステロイド抗炎症剤です。
アスピリン製材を成分とするバファリンなど,各種解熱剤のことです。
副作用の記載には,そのほか,まれに皮膚粘膜症候群,中毒性表皮壊死症,
剥奪性皮膚炎が起こることがあります。
となにげなく書いてあります。他に抗うつ剤,血圧降下剤など挙げたら切りがありません。特に抗生物質では多数の被害が報告されています。頻度はごくまれですが,誰でも発病する可能性があるわけです。では実際これらはどのような症状なのでしょうか。
薬の投与から主に1〜2週間たって,皮膚にかゆみや違和感を生じます。発疹,水泡ができ目が充血してきますやがて全身に広がり皮膚がただれ,火傷したかのようになり高熱(40度を越えることも)を発します。ひどい場合は喉や肺,内臓もただれます。全身の粘膜と皮膚に炎症が起こるのです。発病児に15%が死亡するといわれています。また目の結膜や角膜もおかされます。目がふさがり,最悪の場合は目の表面が皮膚化してしまいます。失明,極端な視力低下を伴う病気です。
皮膚は半年ぐらいで再生しますが,目に慢性的な疾患が残ります。涙が出ないドライアイという症状により,目が乾燥し絶えずひりひり痛みます。軽い人でも角膜細胞が死傷してしまうため,目の表面が混濁し血管が進入してきます。徐々に視力が低下していき10年経って失明した,ということもあります。発病時の破壊的症状が収まっても,後遺症と一生戦って行かねばならないのです。
ご参考に
医薬品副作用被害救済制度(昭和55年以降適用)
* 副作用により予期せぬ被害を被った患者に民事責任(損害賠償責任)とは
無関係に救済をする制度。
小児慢性特定疾患公費負担制度
*18歳以下のスティーブンスジョンソンに限り都道府県に申請すれば入院費の一部が公費で負担されます。
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